方向性電磁鋼板

鉄やコバルト、ニッケルなど磁力線を通しやすい物質、いわゆる強磁性体のなかで、コスト面で有利な鉄にケイ素を加える結晶方位のそろい方や磁区の幅をコントロールするなど手を加えることで、磁気的な性質を改良した鉄板電磁鋼板です。従来は、含有物にケイ素が含まれているところから珪素鋼板と称されていましたが現在、ケイ素を含まないものも登場しているため、電磁鋼板と呼ばれています。

電磁鋼板の種類

電磁鋼板は、その最も重要な特性の一つである磁気特性によって分類されますが、結晶方位のそろい方により方向性電磁鋼帯と無方向性電磁鋼帯に大別されます。方向性電磁鋼帯には、オリエントコア、オリエントコアハイビー、オリエントコアアイビー・レーザーなどがよく知られ、結晶の磁化容易軸をできる限り圧延方向にそろえたもの。鋼板の圧延方向に優れた磁気特性を示します。

方向性電磁鋼板と軽焼酸化マグネシウム

そして、この方向性電磁鋼板にグラス絶縁被膜を形成するために、酸化マグネシウムを鋼板に塗布し焼成を行ないます。このとき、使用される酸化マグネシウムこそが、軽焼酸化マグネシウムと呼ばれるものなのです。

電磁鋼板の種類

電磁鋼板は、その最も重要な特性の一つである磁気特性によって分類されますが、結晶方位のそろい方により方向性電磁鋼帯と無方向性電磁鋼帯に大別されます。方向性電磁鋼帯には、オリエントコア、オリエントコアハイビー、オリエントコアアイビー・レーザーなどがよく知られ、結晶の磁化容易軸をできる限り圧延方向にそろえたもの。鋼板の圧延方向に優れた磁気特性を示します。

軽焼酸化マグネシウムとは?

軽焼酸化マグネシウムは、水酸化マグネシウムを低温焼成することで得られる酸化マグネシウムのことです。低温で焼きこむことを軽焼といいます。粒子が小さく、反応性に優れており、表面処理剤やセラミック原料として用いられています。

身近なものに使われる電磁鋼板

蛍光灯の安定器(トランスの一種)をはじめ、洗濯機および脱水機用モーター、フロッピーディスクドライブ内のフロッピーを回転させるモーターおよびヘッドを動かすステッピングモーターに使われています。そのほか、シェーバーのモーター、冷蔵庫やエアコンのコンプレッサー用モーター、テレビの電源トランスなどにまで活躍の場を広げています。 このように、直接私たちの目に触れることはほとんどありませんが、「電気が使われているところに電磁鋼板あり」といっても過言ではないでしょう。

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